開いた本

英語で、いつもの自分でいるために。

BOOK PROJECT|書籍企画・執筆中

「なめられない」
英語

30年の海外ビジネスでわかった、
英語で世界の人と対等に付き合う技術

遠慮せず、威圧せず、対等に立つ。

English That Gets You Taken Seriously

著者 広瀬クリストファー

この本は何を伝えるのか

英語を話すときに、なんとなく自分を小さくしてしまう人へ。

相手に萎縮せず、かといって必要以上に威圧もせず、世界の人と同じ高さに立つための英語を、実際の場面と比較表現から解き明かす本です。

ジャンル
英語・ビジネス実用書
想定読者
ある程度の英語力はあるが、仕事や交流の現場で表現の微妙な差に戸惑う人
収録予定
100の場面/700以上の例文
現在
書籍企画・執筆中

「はじめに」より

著者がこの本を書く原点となった、海外出張での体験です。

一番いじられていたのに、
一番なめられていなかった。

海外の会社を相手に開発案件で出張するようになったばかりの頃、香港出身のLeeというエンジニアと、カナダ人の同僚たちと食事をしたことがあります。Leeの英語にはかなり強い訛りがあり、文法も結構荒削りでした。当時の私は、正直、「英語だけなら俺のほうがうまいんじゃないか」と思っていました。

ところが雑談になると、立場は完全に逆転しました。誰かが冗談を言い、皆が笑う。私は何がおかしいのかわからないくせに、左右を見て、0.7秒くらい遅れて「ハハ……」と笑う。一方のLeeは、冗談にはすぐ反応し、からかわれれば時にはからかい返す。大事なところでは引かない。そして何より、皆から仲間として扱われていました。

その日、一番いじられていたのはLeeだったのに、
一番なめられていなかったのもLeeだったのです。

逆に私は、とても丁寧に扱われていました。しかし、どこか輪の外側にいる感覚がありました。あのとき初めて、礼儀正しく扱われることと、対等に扱われることは別なんだと気づきました。

※ 「はじめに」より一部を抜粋しています。

本書が扱うのは、こうした振る舞いを英語で支える、日常の表現です。

本書の概要

英語は通じている。それでも、伝わり方がどこか違う。

丁寧に言ったつもりが自信のない言い方に聞こえたり、相槌を打っただけなのに同意と受け取られたりする。そこには、語彙や文法だけでは捉えにくい、相手との距離の取り方や、自分の意思の示し方の違いがあります。

本書で扱うのは、英語圏の仕事や日常会話では広く使われているのに、日本人学習者にはなじみの薄い表現です。

学校英語は「正しい文」を教えてくれます。しかし実際の仕事では、同じ内容でも言い方によって、弱くも、尊大にも、対等にも聞こえます。本書では、相手にどう聞こえるかという違いを、具体的な場面と三段階の比較で見えるようにします。必要な場合には「強すぎる英語」も示します。

本書でいう「なめられない」とは

相手を言い負かすことではない。
自分も相手も、軽く扱わないことだ。

強く出るのではなく、相手と同じ高さに立つ。これが、本書でいう「なめられない英語」です。

こんな経験のある読者に

  • 丁寧に言ったつもりが、自信がないように聞こえる
  • 相槌を打っただけなのに、同意したことにされる
  • 断るつもりが、検討する約束になってしまう
  • 英語は勉強してきたのに、実際の会話では言葉の選び方に迷う

本書の特徴

特徴 1

正解を一つ示すのではなく、
三段階で違いを見せる

「弱い英語」「使える英語」「なめられない英語」を並べ、言葉の強さと関係性の違いを比較します。必要な場合には「強すぎる英語」も紹介します。

特徴 2

日本人にはなじみが薄い、
現場の定番表現を選ぶ

平易な単語から成る意外な言い回しもあれば、仕事や議論で使われる語彙を含む表現もあります。単語の難易度ではなく、英語での仕事や日常会話で実際によく使われ、日本人には意味や含意をつかみにくいものを選び、背景や相手との関係のつくり方まで説明します。

特徴 3

30年の海外ビジネスで得た、
現場の実感から書く

会議、交渉、雑談、断り方、認識合わせなど、著者が実際に戸惑い、学んできた場面を土台にしています。

各項目の構成

原則は、見開きで一つのテーマ

興味のある場面から、短い単位で読み進められる構成です。解説が3ページにわたるテーマには、内容に関連する1ページコラムが加わります。

本書で扱うテーマ

  1. 01First Contact初対面で、敬意と存在感を両立する
  2. 02Communication理解し、伝え、認識をそろえる
  3. 03Principles誠実さ・公正さ・一貫性で信頼を築く
  4. 04Leadership場を、相手を、自分の人生を前へ動かす

本書の内容

ここで紹介する二つは、いずれも英語圏の仕事や日常会話で広く使われている表現です。使われている単語はどれも平易ですが、文字どおりに受け取ると意味を取り違えます。まず聞いて意味がわかり、会話の輪に入れること。そのうえで、自分からも使えることを目指します。

前提がズレたままでは、
議論はかみ合わない

Are we on the same page?

「認識は一致していますか?」

弱い英語

Do you understand?

わかりますか?

使える英語

Do we have the same understanding?

私たちは同じ認識でしょうか?

なめられない英語

Are we on the same page?

認識は一致していますか?

強すぎる英語

You clearly don’t understand what I’m saying.

私の言っていることを理解していないのは明らかです。

相手の理解力ではなく、二人の認識を確認する。

Do you understand? は、話し手が説明する側、相手が理解する側という構図になりやすく、言い方によっては上から確認しているように聞こえます。

一方、Are we on the same page? は、認識のずれを相手だけの問題にしません。相手を責めず、自分も下げず、二人を同じ側に置く。本書では、こうした小さな言い換えの奥にある「関係のつくり方」まで説明します。

※ 見本原稿より一部を抜粋し、本ページ用に再構成しています。

もう一つの場面

賛成できなくても、
相手がそう考えた理由は認めろ

I see where you’re coming from.

「そうお考えになる背景は理解できます」

弱い英語

I understand you.

あなたのことを理解します。

使える英語

I understand your point.

おっしゃる点は理解できます。

なめられない英語

I see where you’re coming from.

そうお考えになる背景は理解できます。

相手の結論ではなく、そこに至った背景を見る。

I see where you’re coming from. は、相手の主張に同意する表現ではありません。「なぜそう考えるのか」という背景や立場を受け止めた上で、自分の見解を述べるための表現です。

I see where you’re coming from, but I’m not sure that approach will work for us.
一度相手の側から景色を見てから、自分の位置に戻って主張する。そんな使い方ができます。

※ 見開き版サンプル原稿より、本ページ用に一部を抜粋しています。

著者について

著者

広瀬クリストファー

20代を海外で過ごし、現地で働きながら英語を身につける。MBA取得後に帰国し、以来30年以上にわたり商社に勤務。海外営業、海外サプライヤーのマネジメント、経営企画などに携わってきた。本業のかたわら、社会人や学生への英語指導も続けている。

実務経験
海外ビジネス 30年以上
資格等
英検1級/TOEIC L&R 990/MBA
主な実績
ICEE 2022 優勝

本書についてのお問い合わせ

『「なめられない」英語』および著者の活動に関するお問い合わせは、こちらからお願いいたします。

dna.labs.eng@gmail.com

本書は現在執筆中です。内容や構成は今後変更になる場合があります。

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